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3M、軍用耳栓訴訟の和解に60億ドル支払う (2)

Oct 18, 2023

3M社は、米軍に欠陥のある耳栓を販売し、戦闘部隊の聴覚障害につながったとされる数十万件の訴訟の解決に60億ドルを支払うことに同意した。

同社は火曜日の声明で、契約条件に基づき現金で50億ドル、3M普通株で10億ドルを支払うと発表した。 すでに保険金請求に割り当てた11億ドルに加え、第3四半期に約42億ドルの税引き前費用を計上すると発表した。 裁判所への提出書類によると、3Mは和解の一環として「過失や責任」を認めていない。

この和解は、米国史上最大規模の複数地区訴訟の一つであり、3Mの投資家にとって大きな不確実性の原因を解決することになる。 彼らは、耳栓のクレームによる法的責任と「永遠の化学物質」を生産してきた3Mの遺産のせいで、同社の市場価値が2019年以降半分以下に下落するのを目の当たりにしてきた。 3Mは6月、これらの物質をめぐる飲料水事業者による請求の解決に最大125億ドルを支払うことに同意した。

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3Mの株価は、ブルームバーグが和解を報じた月曜日の1.5%上昇に続き、火曜日のニューヨーク市場午前10時39分時点で1.9%上昇した。 S&P 500指数は年初から13%下落しているが、S&P500指数は15%上昇している。

「この歴史的な合意は、勇敢に国に奉仕し、人生を変えるほどの聴覚障害を負って帰国した何千人もの男女にとって、大きな勝利を意味する」と、耳栓訴訟原告側のフロリダ拠点弁護士ブライアン・エイルストック氏は電子メールで述べた。声明。

32万人以上の元米軍人らが訴訟を起こし、フロリダ州の連邦裁判所で複数地区訴訟に統合された。 原告側の弁護士らは、すべての訴訟がこの協定に基づく補償の対象となるわけではないと述べた。 3Mの首席法務責任者ケビン・ローズ氏はアナリストとの電話会談で、約25万人の現役原告が法廷で請求を行っていると述べた。

「この合意は、3Mが以前に開示した調停プロセスを通じて達成されたもので、請求者の参加を促進するように構成されており、コンバットアームズイヤープラグ製品に関連するすべての請求を解決することを目的としています」と3Mは火曜日の声明で述べた。

裁判所への提出文書によると、元軍人らは支払いを受け入れるか裁判に持ち込むかを決定するまでに約6カ月かかるという。 提出書類によると、もし彼らが訴訟の原告の仲間入りをするために和解から脱退した場合、専門家証人報告書やその他の文書の提出期限が早まることに直面することになる。

弁護士らによると、耳栓を巡る3Mに対する初期裁判で勝訴した原告らは、和解に基づいて支払われる報酬の減額を受け入れることに同意したという。 控訴せずに訴訟を解決するために、裁定額よりも 60% も低い額を受け入れているところもあります。

バークレイズのアナリストらは、同社の潜在的な負債額を約80億ドルと予想していた。 ブルームバーグ・インテリジェンスは、その額は45億ドルから最大で95億ドルに及ぶ可能性があると述べた。 和解金額は予想の下限にとどまったものの、「S&Pとムーディーズが法的オーバーハングを完全には考慮していないため、ネガティブ格付け活動が加速する可能性がある」とBIアナリストのジョエル・レビントン氏とマイケル・ドートー氏は月曜日に書いた。

火曜日に発表された同社のプレゼンテーションによると、3Mはこれまでの裁判で陪審員が軍人に与えた損害賠償や訴訟に関連するその他の費用をカバーするため、今年最大6億6000万ドルの初回支払いを行う予定だという。

参加請求者の98%の基準が満たされれば、さらに35億ドルが2024年から2027年の間に支払われ、さらに参加率が98%を超えた場合には2026年から2029年までに最大12億ドルが支払われることになる。これらの支払いは現金を組み合わせて行われることになる。そして3M株もある、とローズ氏は電話会議で語った。

この取引はペンサコーラの連邦地方判事ケイシー・ロジャースによる承認が必要であり、同判事はこれが史上最大のMDLの一つであると指摘している。

裁判所への提出書類によると、ロジャース氏は協定の条件に関する紛争を監督する特別主任としてジョン・ペリー・ジュニア氏を任命した。 提出書類によると、同氏は参加レベルの計算をめぐる意見の相違を裁定する予定だという。